私自身、アメリカンフットボールをやっていた大学時代に極度の腰痛になり、
その患者としての経験から治療への道に踏み出した人間です。
入院中は毎晩明日は少しは良くなるだろうか?と淡い期待を持ちながら眠りにつく毎日、、、
それが気がつけば、66日間に及び、立ち上がることができないまま退院することになりました。
そんな経験があるからこその私から、”普段スポーツをやっている方”へのメッセージです。
”鍼灸は痛みを感じなくさせるだけのもの”
という認識を持っていらっしゃる方は意外に多いものです。
”ゲートコントロールセオリー”
といいますが、鍼灸の作用機序の一つとして痛みを感じる神経の伝達よりも、
圧刺激を優先的に感じることを利用して症状の緩和を図るというものです。
ここで重要なことは、痛みが軽減することによっても組織の修復が進むということです。
つまり、痛みが楽になることと実際に良くなることは表裏一体!分けて考えることができないものなのです。
スポーツ選手の実用レベルというのは日常生活を痛みなくできるというレベルではなく、
競技で行う動作が痛みなくできるようになるか?が大切なテーマです。
時には実際の動作を確認しながら、鍼をやり足していくことなども行っております。
是非、ご相談ください。