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仙腸関節と画像診断

腰痛で整形外科を受診すると、レントゲンをはじめとしてMRIなどの画像診断により、

原因を特定していくケースが多く、一つのスタンダードになっています。

つまり診断の主役は画像、ということになります。外科的手術の必要性があるかどうかの

鑑別に主眼が置かれ、多くの場合は経過観察となります。

最近になって画像診断で原因が特定できるもの”以外の腰痛”についても研究が進み、

骨盤の役割が注目されるようになってきました。

骨盤に一対存在する仙腸関節は”耳状面”という面で合わさっていることもあり、

蝶番関節のようにはっきりと動きを確認できるものとは構造的にも大きな違いがあり、

解剖学的には半関節、もしくは不動関節と言われてきました。

こうしたわかりにくさが研究の妨げになっていたことは間違いありませんが、

代替医療の中では古くから重要視されてきました。

私自身、自分が立てなくなった時に、当時使っていたコルセットを”ずりずりと”

骨盤の上縁にかかるところまで引き下げて使うことで少し楽に動けるとこを経験していました。

面で構成される関節には両側から圧を加えて動かす!!

というシンプルな方法が安静期からのリカバーにはとても有効なのです。

骨盤に巻くゴムベルトの機能、使い方などの説明や販売も行なっておりますので、

是非ご相談ください。

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